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珠玉の名曲たち、クラシック音楽を楽しむブログ。クラシック音楽の楽曲をテーマに、短いエッセーを書いています。

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ヨハン・シュトラウスⅡ世 ワルツ「美しく青きドナウ」:軽音楽クラシック

小澤&ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2002小澤&ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2002
(2002/01/19)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 小澤征爾小澤征爾

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言わずとしれたシュトラウスⅡ世の名曲で、誰もがテレビなどで必ず1度は耳にしたことのある曲だろう。
あまりにも有名なメインのフレーズは、よく耳を傾けると、管・弦・打楽器の重なりが実に見事なのがわかる。
合唱版もあり、ウィーン少年合唱団などがたまに歌う。しかし専ら管弦楽版のほうが演奏される。
普墺戦争で大敗したウィーン市民を励ますような歌詞で、オーストリア第2の国歌などと言われるが、まあそこまで戦争でどうのこうのという感じではなくて、単にウィーンの、というよりドナウの美しさを讃えているように感じる。
その辺の軽さがシュトラウスファミリーの魅力である。

背景はこんな風にあるものの、何も考えずにただ心地よく聴けば良いのではないかと思う。
軽音楽というのはシュトラウスファミリーのためにあるのではないかと思う程だ。
今のいわゆる軽音楽は、基本的に強い思いを込めるものが多いのだろうが、シュトラウスの方がよっぽど軽い。
ブラームスやワーグナーも、シュトラウスの軽音楽の才能を褒め、羨んだりしたそうだ。
クラシック音楽という文化の中で、通俗的な美しさを求めたシュトラウスやフォスターらはまったく尊敬に値する。
彼がいなかったら、クラシック音楽はもっと専門家達だけの世界になっていただろう。
ちなみにこの曲は、ニューイヤーコンサートのアンコールとして定番で、序奏が始まると、聴衆は拍手でそれをさえぎる。
すると指揮者や楽団員の挨拶がはじまり、それが終わると再び序奏から演奏されるのだ。
こういったウィーン音楽文化の中でこの曲を聴くのも素敵なことだ。
まあでもニューイヤーのチケットなんかそうそう取れないので、簡単なのとしては、お茶でもしながら部屋で聴くのが1番かもしれない。
真夏にクーラーのきいた部屋でウィーンフィルのニューイヤーのCDを聴くのもまた乙なものである。
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