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珠玉の名曲たち、クラシック音楽を楽しむブログ。クラシック音楽の楽曲をテーマに、短いエッセーを書いています。

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ポンキエッリ 歌劇「ジョコンダ」より時の踊り:消えゆく名作たち

マドンナの宝石(管弦楽名曲集) 愛のあいさつ(エルガー)/「軽騎兵」序曲(スッペ) 他全12曲マドンナの宝石(管弦楽名曲集) 愛のあいさつ(エルガー)/「軽騎兵」序曲(スッペ) 他全12曲
(1998/08/21)
デイヴィス(アンドルー)

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ポンキエッリ 歌劇「ジョコンダ」より時の踊り

イタリアオペラの作曲家の中で、知名度としてはヴェルディやロッシーニ、プッチーニより低く、マスカーニやベッリーニ、ドニゼッティと同じかちょっと高いか、そこらだろう。
歌劇「ジョコンダ」の公演以外はめったにお目にかかれない。
それにオペラそのものよりオーケストラのコンサートで「時の踊り」を演奏する機会の方が断然多い。
「時の踊り」は大変有名で、テレビでもドラマのBGMやコマーシャルでよく耳にする。
第3幕第2場の舞踏会のシーンで演奏され、踊られるこの曲、「夜明けの時」「昼の時の入場」「昼の時の踊り」「夕方の時の入場」「夜の時の入場」「終曲」を続けて演奏する。
一番有名なのは「昼の時の踊り」である。「時の踊り」と言うと聞こえは良いのだが、「昼の時の踊り」というとちょっとイメージが変わる気がする…
時の踊り以外は、「Suicidio!(私は死のう)」か「Cielo e mar(空と海)」などのアリアが有名。
パヴァロッティの歌う「Cielo e mar」は本当に涙が出るほど素晴らしいので、興味があったら聴いてみて頂きたい。

話を「時の踊り」に戻すと、僕が一番聴いていて快いのは「夕方」と「夜」の部分である。
ここでなんとなくマスカーニと近いものを感じるのは、ポンキエッリがプッチーニ、マスカーニの師であったからだろう。
ジョコンダの筋書きについては省略する。
まあなかなか面白いのだが、ほぼ一部好事家たちが知れば良い分野だと思うからだ。
僕は「ジョコンダ」は見たことないし、なかなか見る機会もない。
ポンキエッリは歌劇「婚約者」「リトアニア人」などで当時大人気だった作曲家である。
それが現代まで残ったのは「ジョコンダ」だけと言っても嘘にはならない。
「『時の踊り』のおかげでポンキエッリは現代まで名を残している」と言われる程である。
消えた名曲もいっぱいあるし、これから消えゆくものもあるのだろう。
名曲とはいったいなんなのだろう。
淘汰され生き残ったもの、と決定するのも違う気がするしなあ。

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