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珠玉の名曲たち、クラシック音楽を楽しむブログ。クラシック音楽の楽曲をテーマに、短いエッセーを書いています。

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パルムグレン 組曲「フィンランドの情景」:夏に聴く北欧の四季

パルムグレン:ピアノ協奏曲全集、ほかパルムグレン:ピアノ協奏曲全集、ほか
(1996/05/25)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団

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パルムグレン 組曲「フィンランドの情景」 作品24

ワシントン ナショナル・ギャラリー展で印象派の画家の作品をたくさん見て感銘を受け、こちらも印象派の音楽を取り上げようと思い、今回は少しマイナーな印象派作曲家。
セリム・パルムグレンはフィンランドの作曲家で、ピアニストとしても有名だった人物である。
ピアノ曲や合唱曲を多く作曲したが、協奏曲や管弦楽曲も残っている。
この作曲家の二つ名というか、わかりやすいキャッチフレーズは「シベリウスの影響を受けなかった作曲家」。
このキャッチフレーズからわかるように、北欧のクラシックはやはりシベリウスの存在が圧倒的なのだ。
シベリウスもパルムグレンも、もちろんフィンランドの民謡を素材とする作品などでは、一見すると近い雰囲気(まさしくそれが北欧音楽の雰囲気)を感じるかもしれないが、シベリウスをよく知る人ならきっとすぐに、両者の音楽性の違いを感知するはずだろう。
今回紹介する組曲「フィンランドの情景」は、フィンランドの四季という副題を持ち、それぞれの季節ごとに1曲ずつ計4曲の組曲になっている。
それほど長大な作品でもなく、むしろもっと長くても良いなあと思うくらいだが、コンパクトにまとめられたフィンランドの情景はお手軽でいて美しい。これもまた珠玉の名曲の1つのかたちである。
シベリウスとは違った北欧音楽の良さに触れられる音楽としてオススメする作品だ。

1908年の作品で、春夏秋冬の曲は〈春の幻想〉〈民謡風メヌエット〉〈落ち葉のダンス〉〈そりの旅〉とテーマがある。
〈春の幻想〉は、1曲目にして4曲中最もスケールの大きな音楽。弦楽のゆったりとした息の長い旋律には、やはり北欧らしさを感じる。この壮大さは春が来た喜びを表しているようだ。
2曲目の〈民謡風メヌエット〉はやや古典的な音楽で、2分ほどの短い曲ながら、短い夏を楽しんでいる人々の様子が思い浮かんでくる。
印象派らしい音楽としては、3曲目の〈落ち葉のダンス〉が最も当てはまる。そしておそらくこの作品の白眉だろう。枯れ葉が舞う様子は、ときに哀愁漂いながら、またときにユーモラスである。
ドビュッシーを思わせるような雰囲気は、先のメヌエットと対照をなす。奔放で、また繊細でいて美しい。
最後の冬は〈そりの旅〉。冬のそりを題材にした音楽は数多くあるが、この曲からは楽しさよりも、何か決意めいたものを感じる。
楽しさがあるとしたら、それはそりすべりではなく、旅の楽しさだろうか。心躍るようなそりの旅、短い曲だが、クライマックスのスケールは大きい。
今年もまた暑い季節がやって来たが、こういうときに避暑ではないが、北欧の音楽はやはり涼しい空気を運んでくれる。
つい最近も、猛暑の日にシベリウスの曲をリクエストする人が多かったという話を耳にしたが、そういうもののようだ。
フィンランドの四季を概観できるこの作品からも、1年の気温が日本とは全く違う国であることを確認できようというものだ。
以前「真夏にクーラーのきいた部屋でウィーンフィルのニューイヤーのCDを聴くのもまた乙なものだ」というようなことを書いたが、こうセツデンセツデン言われると、こうやって暑さを乗り越える手を考えなければならない。困ったものだ。

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